こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。
近年、目立たず快適に歯並びを整えられる矯正方法として、インビザラインが注目を集めています。中でも「インビザライン・ライト」は、比較的軽度の歯並びの乱れに適した治療法で、短期間で矯正を完了できる点が魅力です。では、インビザライン・ライトでの治療期間はどのくらいなのでしょうか?
今回は、その目安や、期間に影響する要素について解説します。
インビザライン・ライトの治療期間は?
インビザライン・ライトは、マウスピースの枚数が最大14枚までと決められている治療プランです。基本的に1枚のアライナーを1〜2週間ごとに交換していくため、治療期間はおよそ4〜8か月程度が目安となります。
この期間は、ワイヤー矯正に比べて非常に短く、「前歯のがたつきを整えたい」「少しだけすきっ歯を治したい」といった軽度な症状に適しています。
インビザライン・ライトの治療期間に影響する要素

インビザライン・ライトの治療期間は個人差があります。以下のような点が、治療のスピードに影響を与えることがあります。
歯並びの状態
インビザライン・ライトが対応できるのは、前歯の軽度な叢生や、軽度のすき間、部分的な噛み合わせのずれなどです。もし診断の結果、「14枚以内では動ききれない」と判断されれば、ライトではなく「インビザライン・フル」などの上位プランが提案されることもあります。
アライナーの装着時間
マウスピース矯正は装置を取り外せる点がメリットでもありますが、決められた時間(1日20〜22時間程度)をきちんと守ることが非常に重要です。装着時間が短かったり、装着を忘れる日が多かったりすると、歯が計画通りに動かず、治療が延びる原因になります。
来院頻度・チェックの有無
治療中は、歯科医師が定期的に歯の動きをチェックしながら、治療計画の調整や補助装置の使用などを行います。この定期チェックを怠ると、小さなトラブルを見逃してしまい、結果的に治療が長引くこともあります。
治療終了後の保定も大切
インビザライン・ライトは治療期間が短いとはいえ、矯正後の「後戻り」を防ぐためには保定装置(リテーナー)の装着が欠かせません。矯正終了後も、しばらくの間はリテーナーを装着して歯の位置を安定させる必要があります。これを怠ると、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまう可能性があります。
まとめ

いかがでしたでしょうか。インビザライン・ライトは、比較的軽度な歯並びの悩みに適した矯正プランで、治療期間の目安は4〜8か月程度と、短期間で歯並びを整えたい方におすすめです。ただし、アライナーの装着時間や来院頻度を守ることが、治療期間を予定通りに進めるためのポイントとなります。
矯正について気になることがある方は、ぜひ神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックにご相談ください。