こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。
インビザラインによる矯正治療を始める前に、歯を並べるスペースをつくるために抜歯が必要になることがあります。抜歯は比較的一般的な処置ですが、適切な準備をしないと、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。
今回は、インビザライン治療前に抜歯をする際の当日の注意点について詳しく解説します。
抜歯当日の食事について
抜歯当日は、できるだけ軽めの食事を心がけましょう。空腹の状態で抜歯を受けると、貧血や気分が悪くなることがあるため、抜歯の1〜2時間前に消化の良い食事を摂るのがおすすめです。ただし、処置後はしばらく麻酔が効いていて食事ができなくなるため、ある程度お腹を満たしておくことも大切です。
また、抜歯後の出血を抑えるため、血流を促進するアルコールやカフェインの摂取は控えましょう。刺激の強い食べ物や熱い飲み物も避けるべきです。
抜歯時の服装と持ち物
抜歯当日はリラックスできる服装を選びましょう。タートルネックや襟元の締まった服は避け、血圧測定や治療をしやすい服装を心がけてください。
また、診察券、保険証、支払いに必要なもの、ハンカチやティッシュを忘れずに持参しましょう。抜歯後に薬が処方されることがあるため、お薬手帳もあると安心です。
抜歯前の注意事項

喫煙・飲酒は避ける
抜歯当日の喫煙や飲酒は、傷の治癒を遅らせる可能性があります。特に喫煙は血流を悪くし、ドライソケット(傷口が塞がらずに痛みが続く状態)を引き起こしやすくなるため、最低でも24時間は控えましょう。
しっかり歯を磨く
口の中を清潔にしておくことは、感染予防に役立ちます。ただし、抜歯直後は患部を強くすすがないように注意しましょう。
体調を整える
風邪気味だったり、体調が優れなかったりする場合は、無理をせずに歯科医院に相談しましょう。発熱やひどい倦怠感がある場合、抜歯を延期することもあります。前日はしっかりと睡眠をとり、体調を整えましょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか。インビザラインの治療前に抜歯をする場合、当日の過ごし方や注意点を理解しておくことで、スムーズな回復を促すことができます。歯科医師の指示をしっかり守り、インビザライン治療へ向けて万全の準備を整えましょう。
矯正について気になることがある方は、ぜひ神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックにご相談ください。