こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。
インビザライン治療を始めると、歯科医院から「チューイー」という小さな棒状のアイテムを渡されることがあります。見た目はシンプルですが、実は治療の精度やスピードに関わる重要な役割を持っています。インビザラインを正しく使っているつもりでも、このチューイーを適切に活用できていないと、計画通りに歯が動かないこともあります。
今回は、インビザライン治療に欠かせない「チューイー」について解説します。
チューイーとは?
チューイーは、インビザライン専用の円筒形のクッションで、シリコンやEVA(エチレン酢酸ビニル)などの柔らかく弾力のある素材で作られています。長さは約2〜3cm、直径は1cmほどで、指で軽く持てるサイズです。歯科医院やネットショップなどで購入することができます。
チューイーは小さなアイテムですが、治療の成否を左右する大切な存在です。日常的に取り入れることで、マウスピースの浮きを防ぎ、歯の動きを確実にサポートします。特に治療の初期や歯の移動量が大きい段階では、その効果を実感しやすいでしょう。
チューイーの役割

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を一定の期間で交換しながら歯を動かす治療法です。新しいマウスピースに交換した直後は、歯とマウスピースの間にわずかな隙間ができることがあります。この隙間をしっかり埋め、マウスピースを正しい位置に押し込むためにチューイーを使用します。
チューイーを噛むことで均等な圧力がマウスピース全体に伝わり、計画通りの歯の移動がスムーズに進み、仕上がりの精度向上が期待できます。
チューイーの使い方
使用方法は簡単です。マウスピースを装着した状態で、チューイーを奥歯でゆっくりと噛みます。前歯から奥歯へと位置を移動させながら、まんべんなく全体を噛むことがポイントです。新しいマウスピースに替えた直後や、食事後に再装着するタイミングで数分間使用すると、フィット感が高まりやすくなります。
まとめ

いかがでしたでしょうか。チューイーは、インビザライン治療のフィット感を高めるためのシンプルかつ効果的なツールです。毎日の習慣に取り入れることで、治療の精度とスピードを支えてくれます。インビザライン治療を始めたら、チューイーを活用して理想の歯並びを目指しましょう。
矯正について気になることがある方は、ぜひ神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックにご相談ください。